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鷲尾雨工 「吉野朝太平記」5巻揃 初版本・第二回直木賞受賞作・時代小説文庫

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鷲尾雨工 「吉野朝太平記」5巻揃 初版本・第二回直木賞受賞作・時代小説文庫

「『吉野朝太平記』は、鷲尾雨工により、楠木正儀を中心にし、当時の珍しい史実を使って作り出された長編歴史小説である。昭和10年(1935年)にすでに完成した第1・2巻で第2回直木賞受賞。後に春秋社として全5巻で刊行された。 著者鷲尾は生前の直木三十五と交流があった。鷲尾と直木は反目し合っていたということもあり皮肉な受賞となった。 ちなみに、第2回直木賞受賞作は、ほとんどの文献では『吉野朝太平記』としか書かれていないが、正確には、『吉野朝太平記』第一巻・第二巻しかない。第三巻以降が受賞後に刊行されていることもそれを証明できる。 選考委員として菊池寛は春秋社発行の第二巻を読んで感心した。ガッチリした力作で直木の影響があり、直木ほど描写に精彩がなくても構想は直木よりも、しっかりしているという考えを示した。また彼は「とにかく、相当うまいし、史実にしっかり足を付けている点で、異色ある作品であると思う。南北朝末期の乱世のありさまが可なり面白くかけている。」と総括した。」『ウィキペディア(Wikipedia)』 富士見書房・平成2年11~平成3年2月月初版発行の第二回直木賞受賞作・鷲尾雨工「吉野朝太平記」5巻揃い、帯付きです。三方に経年のヤケが少しありますが、シミや書き込み、蔵書印などなく良い状態です。 中古本であることをご理解の上、購入の検討をお願いいたします。

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